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2016年7月28日

鉄道輸送分野のEAC技術規則、経過規定の延長

2016年6月14日に採択されたユーラシア経済委員会協議会決議No.75「ユーラシア経済連合技術規則≪鉄道車両の安全について≫≪高速鉄道車両の安全について≫≪鉄道輸送インフラの安全について≫の経過規定に関して」が発効した。

これらの技術規則は、連合の国内での機関車、旅客車両、貨物車両、平台型貨車および駅を含む鉄道輸送およびそのインフラの安全に関して規制している。

今回の決議によって経過規定が変更され、統一要求事項への最終的な移行日が2017年8月2日に定められた。以前は強制適合評価の対象ではなかった製品に関する規定も同様に延長された。この変更に従って、鉄道輸送及びそのインフラに対する義務的要求事項への移行を完了させる。

協議会の技術規制担当V.コレシコフは、「鉄道輸送分野での製品およびその出荷規則に対するユーラシア経済連合内統一要求事項への移行は、連合の統合のために不可欠な条件である」とコメントしている。

旧法である連合法規または連合加盟国家の国内法令によって制定された義務的要求事項への適合評価を実施し、2014年8月2日までに採択または発行された文書を伴って鉄道輸送およびそのインフラ関連製品の生産及び出荷は、2017年8月2日まで行うことができる。

また、旧法である連合法規または連合加盟国家の国内法令によって制定された義務的要求事項への強制適合評価の対象ではなかった製品に関する経過規定も、2014年8月2日まで延期された。

情報ソース:ユーラシア経済連合公式サイト(2016年7月22日発表)

★ 当初、鉄道分野の技術規則の移行期間は2016年8月1日に終了する予定でしたが、ここにきて1年延期になりました。鉄道分野の認証を行う認証機関は限られているため、機関の業務量やメーカー側の負担等を考慮したうえでの決定のようです。データベースでの鉄道分野に関する情報は近日公開予定です。

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