2018年10月10日

子供用製品の安全性についてのロシア認定庁会議の総括

２０１８年９月２７日、子供用製品の安全性に関する課題を審議するロシア認定庁内のワーキンググループの会議が行われた。

この会合は、毎年行われる業界の展示会『子供の世界―２０１８』の一環として行われた。

議題の１番目から、子供製品の安全性の確保の重要性と、信頼できるオープンな適合評価のための必要条件の創設が指摘された。この課題のために、会議の参加者は、体制を管理する側からの危険製品の販売及び不法行為の防止措置の実施結果の報告を受けた。

子供製品の流通分野における業務メカニズムのさらなる改善のために、ロシア認定庁長官は、子供用製品の分野でサービスを提供する認証機関及び試験ラボラトリーへの要求事項を厳格化することを提案した。

聴衆の中での関心が高かったのは、玩具に対する新しい規格の義務に関する問題だ。２０１３年１２月２８日付連邦法No.412-FZ『国内システムにおける認定について』を実施するために、今年の７月１日から玩具の試験方法に対するいくつかのGOSTが義務的適用となったからだ。

会議の参加者は、また、子供用製品の税関手続きに関する問題も審議した。特に重点が置かれたのは、認証や管理の実現のために輸入される製品サンプルの通関についてである。

今日、ユーラシア経済連合内においては、以下の２つの関税同盟技術規則が子供用製品に対する安全要求事項を反映するものとして効力を有している：

• TR CU 007/2011『子供及び未成年用製品の安全性について』
• TR CU 008/2011『玩具の安全性について』

この２つの規則は２０１２年７月１日に施行された。

情報ソース：弊所パートナー企業＜Novotest＞サイト