2019年3月15日

ユーラシア経済委員会協議会は香粧品に対する定期改定案を承認

2019年3月15日、関税同盟技術規則《香粧品の安全性について》（TR CU 009/2011）の修正案を承認している2019年3月12日付ユーラシア経済委員会協議会命令No.39を公示した。

この改定は、技術規則の中で適用されている用語定義に関するものである。

例えば、定義の一覧（TR CU 009/2011第3条）に、以下のような新しい項目が設けられる。

• 日焼け用化粧品
• 販売者
• 微生物学的リスクの低い化粧品
• 無菌化粧品

また、香粧品の個別カテゴリーに対する安全要求事項（第5条）も変更される。

例えば、口腔衛生用品の組成に関して、ショ糖やその他の易発酵性炭水化物の使用禁止される。

水素イオン指数(pH)は、以下の種類の製品については規制されない。

• 脱毛ワックス
• 調髪用無水ジェル
• 油脂・ワックス製品
• ヘアスプレー
• 固形石鹸
• 100％精油　など

同様に、微生物学的指数が定められていない商品の一覧も特定された。その中には次のようなものもある。

• マニキュア
• デオドラント
• 発汗抑制剤
• バスソルト　など

その他、修正案では、製品表示、保管や廃棄に関する規定の明確化も規定している。

改定案は近くユーラシア経済委員会理事会によって承認される予定である。

情報ソース：弊所パートナー企業＜Novotest＞サイト