2019年3月29日
穀物に対する試験方法に関する規格リストの見直し開始
2019年3月25日、TR CU 015/2011《穀物の安全性について》の技術規制対象である商品の調査方法に関する規格リストの改定案がパブリックコメント手続きに挙げられた。
検討されているリストは、2011年12月9日付関税同盟委員会決議No.874によって技術規則とともに承認されたものである。リストの項目は、ユーラシア経済連合で広く普及している様式を使用した新しいバージョンで記載される。
更新される規格リストの準備は、最新のCIS国家共通規格のみを穀物製造者が使用でき、統一された試験方法と試験規則によって適合評価を行えるようにする必要性と関連している。
具体的に言うと、新しいリストには、67のCIS国家共通規格GOST、7つのGOST-Rそして1つのキルギス国内規格が定められている。
CIS国家共通規格は、国際規格ISOや欧州規格ENの規定に基づいている。
リストは、以下の特定を含む様々な指標に関して穀物を試験するための方法が列挙されている。
- 銅
- ヒ素
- 鉄
- 水銀
- 鉛
- 亜鉛
- 色と匂い
- 昆虫による汚染
- 毒性要素 など
パブリックコメント手続きは、今年の5月14日に終了することが前もって定められている。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト