2019年5月22日
EACマークによる製品の表示に関する問題、ユーラシア経済委員会で協議
2019年5月8日、ユーラシア経済委員会のオフィシャルサイトで、国家機関の代表や事業者団体と経済委員会メンバーとのEACマークの問題に関する会合の結果が公開された。
問題の核となったのは、税関に製品を持込むときに内需のための製品でさえすでにEACマークが貼り付けられていることをロシア連邦の税関が要求していることである。
問題を解決には、ユーラシア経済委員会域内市場機能化部門が取り掛かることになり、このような制限がなくなるように2年間の期限での解決策を作成することを約束した。
通関時の段階でEACマークが既に存在していることに関する要求事項をなくす根拠は、ユーラシア経済連合の他の加盟国の法執行実績である。
例えば、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン及びキルギスでは、輸入者に加盟国領土でのEACマークの貼り付けができることを提案している。このように、ロシアビジネスにおける余計な負荷は、統一基準に一本化するべきである。
参考;EACとは、ユーラシア適合(Eurasian Conformity)の略である。この記号は、製品が安全で、技術規則の要求事項にて適合し必要な適合評価手続きを経ていることを証明している。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト