2019年10月18日
飲料水の試験方法に関する規格リスト更新
2019年10月8日、ユーラシア経済委員会協議会によって、飲料水の試験方法に対する規格リストへ改定を加える決議No.169が採択された。この決議によって更新されるのは、2017年12月5日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.164によって承認された2つの規格リストの内の1つである。
第1項が、第1項の27まで拡大され、その中に水の安全性確認の様々な手法を定めた新しい規格が含まれている。例えば次のようなものだ。
- 固体残留物含有量の測定
- 塩水の化学的分析
- カルシウムイオン及びマグネシウムイオンの測定
- カチオン含有量
- 炭酸水素塩の測定 など
その他にも、第278項の1及び第736項の1も追加され、大腸菌や大腸菌群の検知や計算方法が設定された。
改定版が発行された規格の一部にはその有効期限が記載された。決議No.169は2019年11月10日から施行する。
参考情報:規格リストは、TR EEU 044/2017《天然ミネラルウォーターを含む個装飲料水の安全性について》の要求事項を確実に遵守するために作成されたものである。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト