2020年2月4日

圧力機器に対する技術規則への規格作成計画承認

2020年2月29日から、TR CU 032/2013《一定圧力下で作動する設備の安全性について》の要求事項を満足させるために必要である規格作成計画が施行する。この計画は、2020年1月28日ユーラシア経済委員会協議会決議Ｎｏ．１８によって採択され、その2日後に公示されたものである。

この計画には、圧力機器に対する安全要求事項と試験方法を定めた規格が含まれ、21の新規作成と改定案が列挙されている。新しい規格のベースとなるのは、国際規格であるISOとENの要求事項である。また、古くなったCIS国家共通規格の見直しも予定されている。例えば、以下のような規格がISOの規定をベースに作成される。

• 欠陥検出のための材料
• 磁粉探傷試験の一般原則
• 超音波法、溶接結合の非破壊試験レベルと評価

気体、圧縮液化ガス、蒸気用容器に対する要求事項を定めている新しい規格のベースとなるのはEN規格シリーズである。

この計画は2020年から2022年の3年にかけて実現される予定であり、規格作成担当国は、ロシア（14規格）、ベラルーシ（4規格）、カザフスタン（3規格）である。 情報ソース：弊所パートナー企業＜Novotest＞サイト