2018年8月27日

ユーラシア経済連合、国家管理（監督）の協力関係強化

ユーラシア経済連合の統一市場を、第三国から持ち込まれる連合の技術規則に適合していない安全ではない製品から守ることは、ユーラシア経済委員会の重大なミッションの一つである。市場の《清浄さ》を確保するために、委員会によって作成された一連の法令が一躍買っている。その一つが、技術規則の要求事項遵守に対する国家管理（監督）機関と連合国家の税関組織の相互協力に関するユーラシア経済委員会協議会の助言案である。この法案は、委員会の協議の場で関係各機関の代表者が参加した会議で議論された。

会議の参加者は、連合の市場を効率的に保護し、消費者を完全な形で守ることは、監督行為を実施するときの共通アプローチを作成し、各国の監督機関がそれを正確に理解し、加盟国が密な協力関係を創設することによってのみ可能であると指摘した。

会合の参加者たちの意見によると、相互協力の効率的なシステムを創設し、助言案を採択すことは、国家管理（監督）機関及び税関組織がリスクを含む第三国からの製品を国境で発見し、その製品が連合領土に出荷されるのを未然に防ぐために必要な情報を交換することが可能になる。

今年の6月にユーラシア経済委員会協議会は、連合技術規則の要求事項遵守に対する国家管理実施時のユーラシア経済連合諸国の国家管理（監督）機関の相互協力手順を採択した。この手順によって、ユーラシア経済連合統一市場のステイタスをより一層安定したものにすることであろう。

技術規則の要求事項遵守に対する国家管理（監督）機関と連合国家の税関組織の相互協力に関するユーラシア経済委員会協議会の助言は、年末までに採択することが予定されている。

情報ソース：ユーラシア経済委員会公式サイト（2018年8月24日発表）