2018年9月3日
ロシア、カザフスタン、技術規制分野での関係強化
2018年8月17日、ロシア技術規制及び度量衡庁、ロシア認定庁、並びにカザフスタン共和国投資発展省技術規制及び度量衡委員会の上層部の業務会合が行われた。その会合において、技術規制、標準化、適合評価及び認定に関する協力関係のさらなる発展について話し合われた。
この二つの国家は、この分野において十分協力関係が進んでいるが、今回は、商品やサービスの品質、またその競争力に関する問題に解決について特に焦点が当てられた。議題として、先進の標準化組織(ISO、IEC、CEN)に基づいて、「標準化、度量衡および認証に関する国家間会議」の機能を改善することが挙げられた。
国家間会議の活動の共同で改革することで、商品流通市場の非関税障壁を取り除き、合法な市場競争力を培うために製品の安全性に対する統一要求事項を作り出すことができるようになる。
認定部門での協力関係において、上層部は、関係機関の活動に対する管理に対する新しいアプローチのモデルを検討した。国内基準の発展は、度量衡においては各国の協力関係創設のために最も重要なものであり、計測機器の校正装置の最新化や国際的統合も重要な課題である。
会議の総括として、両国は自国での改革結果を報告しあい、その展望について共有しあうことで合意した。
ロシアとカザフスタンは、今はユーラシア経済連合となったかつての関税同盟の設立当初からのメンバーである。両国の協力関係は、定期的な情報交換と監督機関の相互協力によって、製品の品質と安全性を確保するという点においてよりよい結果を得ることに成功している。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイトより