Sample Company

お問い合わせ Tel:052-715-5322受付9:00~17:00(土日祝除く)
時間外のお問い合わせはこちらからお願いします。
HOME▶ データベース ▶ 2018年12月10日ニュース

2018年12月10日

ユーラシア経済委員会理事会 技術規則《アルコール製品の安全性について》(TR EEU 047/2018)採択

この技術規則は、ユーラシア経済連合加盟国で適用及び遂行が義務であるアルコール製品に対する要求事項、並びにその生産、保管、輸送、販売及び廃棄過程に対する要求事項、表示やパッケージに対する要求事項、適合評価手順を定めている。加盟国家は、自身の領土技術規則において、技術規則に含まれるものに関して追加の要求事項を呈することや、追加の適合評価手続きを経ることなく、アルコール製品の流通を保障することになる。

基本概念、アルコール製品の種類及び名称、その識別特徴も定めている。アルコール製品とは、エチルアルコールを使用しているかいないかに関わらず、食品原料及び(又は)アルコール含有食品から製造され、エチルアルコールの容積比が0,5%を超えるものである。

技術規則において、アルコール製品として定義されているのは、エチルアルコール、リキュール、弱アルコール飲料、蒸留酒、ブドウ酒醸造製品、ビール醸造製品、はちみつ酒醸造製品、アルコール含有食品である。また、《弱アルコール》の概念は、エチルアルコールが7%以上含まれているアルコール飲料には適用することができないことも技術規則において定められている。

この規則は、ビールとビール製品を、これらを原料組成によって区別しながら、識別のための明確な指標を設定し、麦芽を穀粒に替えること、穀物原料中に砂糖含有食品を使用すること、果実成分の使用などに関する上限許容値も定めている。

アルコールに対する技術規則は、ユーラシア経済委員会理事会決議に従い、ユーラシア経済委員会公式サイトへの公示から2年後となっており、統一義務的要求事項への円滑な移行ができるようにしている。

情報ソース:ユーラシア経済連合オフィシャルサイト12月7日ニュース

↑ PAGE TOP