2019年1月23日
爆発物質に対するGOSTリスト更新
2019年1月27日に、関税同盟技術規則《爆発性物質及びそれをもとに作られた製品の安全性について》(TR CU )の添付文書である新しい規格リストを承認した2018年12月25日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.218が施行される。
この文書の公示は2018年末、12月28日にされた。
2012年10月2日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.179によって承認された古いリストはこれ以上適用されなくなる。
要求事項に関して更新されたリストには36の規格が含まれ、危険物質に対する一般的な基準や、以下のような具体的な製品グループに対する特別要求事項が記載されている。
- デトナイトM
- グラニュライト
- アルモトリニトロトルエン
- 黒色火薬 など
このほかに、パッケージ、表示、輸送、保管および生産現場への供給に対する要求事項に対する規格も含まれる。
試験方法に対する規格のリストは、39の規格を含んでおり、2021年8月1日までの適用として制限が加えられているものもある。規格は以下の方向性に関する試験方法を記述している。
- 耐水性試験
- 粒度分布測定
- 密度測定
- 引火点試験 など
リスト中に含まれる規格のほとんどがCIS国家共通規格だが、該当するCIS国家共通規格が作成されるまでは、ロシア国内規格(GOST R)やカザフスタン国内規格(ST RK)も併用される。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト