2019年2月1日
乳製品の表示に対する新しい要求事項が完全施行
2019年1月16日、関税同盟技術規則《乳及び乳製品の安全性について》(TR CU 032/2013)の最終改定版導入に関する移行期間が満了した。
これによって、製造者や販売者は、製品中に植物油が含まれることに関する情報を消費者に通知しなければならなくなった。表示に対する新しい要求事項が完全に導入されることで、製品の選択が容易になり、単純に次の4種類に分類されることができる。
- 乳製品
- 乳組成製品
- 乳含有製品
- 乳脂代替物を伴う乳含有製品
TR CU 033/2013の改定は、2017年11月10日付ユーラシア経済院会理事会決議No.102によって承認され、2018年7月16日から施行されている。しかし、表示を新しくし、新しい宣言書を登録するための猶予期間がそこから半年、製造者に与えられていた。
出荷済みの製品に関しては、交換対象ではなく、消費期限が過ぎるまで販売される。表示に対する要求事項の厳格化は、乳脂代替物を伴う乳製品に対してのみで、このような製品に対してのみ、植物油が組成中に含まれることに関する情報通知を規定している。
乳脂代替物を伴う乳含有製品に属するのは、50%以上の乳脂を代替して製造された乳加工製品である。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト