2019年3月22日
乳製品に対する規格作成計画の更新
ユーラシア経済委員会協議会は、関税同盟技術規則《乳及び乳製品の安全税について》(TRCU 033/2013)のための規格作成及び見直し計画変更案を定めた2019年3月19日付決議No.40を承認した。決議No.40は、2019年3月25日に公示され、1か月後に施行する。
第1回目の改定は、規格作成期限の延長に関するもので、個別項目ごとに3年間延長された。
そのほか、リストにはさらに以下の項目を特定するための乳製品に関する現代的な調査方法を定める93の新項目が加えられた。
- 乳抗生物質
- 物理・化学的識別指数
- ケルダール法を適用した非タンパク窒素
- 分散性と水和性
- カゼイン中の窒素の量 など
また、新しい項目には、次のような様々な種類の乳製品に対する仕様を定める規格の作成も含まれている。
- ギリシャヨーグルト
- クルト
- ビオラクト
- 乳酸菌食品
- ラクダの乳
- 子供用粉ミルク
- カッテージチーズ、ベビーチーズ
- 羊の乳 など
この計画は2023年までに実現される。規格開発は、項目ごとに3つの国家(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン)が担当する。
参考:TR CU 033/2013は、2016年6月7日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.69によって承認された。TR CU 033/2013自体は、2013年10月9日付ユーラシア経済委員会理事会決議No.67によって採択され、2014年5月1日に施行された。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト