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2019年4月8日

とり肉に対する規格リスト案のパブリックコメント手続きが開始

2019年3月26日、ユーラシア経済連合技術規則《とり肉及びその加工製品の安全性について》の基準を満たすための規格リスト案のパブリックコメント手続きが開始された。

ここで注意しておきたいのが、技術規則自体はまだ承認されていないという点である。2017年の段階で、ユーラシア経済委員会理事会決議案が準備されているが、採択はいまだされていない。

規格リスト案は従来通り、種々のとり肉製品に対する安全要求事項に対するものと試験方法に関する者の2種類を含んでいる。リスト1(要求事項に関するもの)の案には77の規格が含まれており、そのうち29がCIS国家共通規格であるGOST、31がGOST R、4がSTB(ベラルーシ国内規格)、13がST RK(カザフスタン国内規格)である。規格は、品質、製品の物理化学的指標、官能的指標に対する要求事項、並びに生産、梱包、保管、輸送に対する要求事項を定めている。

リスト2(試験方法に関するもの)の案には404の規格が含まれており、そのうち175がGOST、25がGOST R、4がSTB、4がST RKで、残りは助言や支持の形で提示されている(承認までに然るべきGOSTとして適用される)。

とり肉に対する技術規則案の規制対象となるのは、以下の製品群である。

  • とり肉
  • 副次品
  • 脂肪
  • デボンドミート
  • 骨及びその加工品
  • とり皮
  • とりのコラーゲン含有原料及びその加工品
  • 半製品
  • 調理済み品
  • ソーセージ製品
  • 缶詰食品
  • とりタンパク及びそれに基づいた製品
  • とりと殺製品から得られたブイヨン
  • 乳幼児食品

パブリックコメント手続きは、2019年4月27日まで行われる。

情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト

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