2019年4月22日
ベラルーシ規格化国家会議で、EEUの技術規則の問題について協議
2019年4月4日、ベラルーシ規格化国家会議協議会で、ユーラシア経済連合における技術規制に関する問題に関して会議が開かれた。
重要な議題の一つとして、技術規則の学術・技術的レベルの評価に対する体系的なアプローチの構築である。
現在、47の技術規則が採択され、そのうち41が施行している。技術規制対象は、ユーラシア経済連合内で規制すべき製品として列挙された66の製品群の内45をカバーしている。
ここで重要なのは、商取引市場は、ダイナミックに発展するシステムを有しており、出荷される製品の諸元やパラメータは定期的に刷新される。そのため、規則の規範も更新する必要がある。
この目的を達成するために、ユーラシア経済連合の技術規則の学術・技術的レベルの評価に関する要求事項を盛り込んだ、「2014年5月29日付ユーラシア経済連合に関する条約」への改定が計画されている。
技術規則の基準の最新性を評価するためには、そのレベルを維持するための具体的技術規則を管理する特別な管理体制も必要である。このような体制づくりをすることで、技術規則の基準の一義的な解釈に関する問題を解決することもできるであろう。
この会議の出席者は、競争力のある製品を作り出すためには、製品の安全性について話し合うだけでなく、高品質な製品特長をもたらし、インフラの発展にも取り組む必要があるという技術規制の役割の全く新しいレベルに対しても関心を持っていた。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト