2019年5月15日
食品の表示がより明確に見やすく
2019年4月28日、関税同盟技術規則《食品の表示に関して》(TR CU 022/2011)の改定を採択した2018年9月14日付ユーラシア経済委員会理事会決議No.75が施行された。
この改定によって、食品の消費者包装に記載された情報に対する要求事項が明確になっている。
つまり表示の読みやすさや明確さの基準が定められたのだが、製品に関する情報の最低字体寸法が定められた。以前はメーカーが独自の裁量で記載することができたので、実際はほとんど読めないということもあった。
字体の寸法規準は、特に重要な情報、例えば製品の名称、数量、製造日、消費期限などに関するものに適用され、小文字で2㎜以上でなければならない。保管条件、製造者の名称・所在地に関するものは0.8mm以上である。
この新規準には、移行期間があり、2021年までとなっているので、食品メーカーは期限内に必要に応じて表示の変更をしなければならない。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイトより