2019年6月28日
車両の安全性に関する技術規則改定
2019年6月21日、ユーラシア経済委員会理事会は、関税同盟技術規則《車両の安全性について》(TR CU 018/2011)の改定を定める決議No.66を承認した。
決議No.66は、2019年6月24日に公示された。安全要求事項に関する技術規則第IV章において、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアでのM2及びM3カテゴリーに属する右ハンドルの車両の流通禁止に関する規定が補足された。
また、車両のカテゴリー分類(規則の付属書No.1、表3)においても補足がされた。火花点火機関(ガソリン、ガス)及びディーゼルエンジン、RW2840kg超えのM1,N1,M2,N2、ディーゼル、ガスディーゼル及び火花点火機関(ガソリン、ガス及びデュアル燃料(気体状燃料での運転モードにおいて)付のM3,N3、並びにこれらカテゴリーに搭載されるディーゼル、ガスディーゼル及び火花点火機関(ガソリン、ガス及びデュアル燃料(気体状燃料での運転モードにおいて)が補足された。
この表は、排ガスレベルと、車両と内燃機関の様々な環境クラスの設定排ガスレベルの遵守するための要求事項を反映している。
この改定内容は、公示後半年で施行する。
参考:TR CU 018/2011は、2011年12月9日、関税同盟委員会No.877によって採択された。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト