2019年11月22日
《食品》技術規則、再度見直し
2019年11月14日、関税同盟技術規則《食品の安全性について》(TR CU 021/2011)の改定案がパブリックコメント手続きに挙げられた。
修正案の検討第1位段階は2019年12月11日に終了する。今回の改定の一番のポイントは、次のような様々な食品群に対する要求事項の明確化である。
- サプリメント
- 乳幼児用食品
- 外食用製品 など
今回規則に始めて、照射食品に対する安全要求事項が盛り込まれた。このカテゴリーの食品に対して、食品及び生物活性物質の一日あたりの消費量、これらの食品が生産されるときに使用されるビタミンやミネラルの形態に対する統一衛生要求事項第2章第1節の基準が定められる。
再び個別食品群に対する安全指標が定められ、毒性要素含有量や微生物学的指標の許容レベルが明確化される。
その他、規則の定義の章も更新される予定である。《適切な消費レベル》《消費許容上限》《食品照射(放射線加工)》及び《照射(放射線加工済み)食品》のような新しい概念が導入される。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイトより