2019年11月25日
規格化、度量衡および認証に関する国家間会議、第56回定例会
2019年11月13日、規格化、度量衡および認証に関する国家間会議(EURO-ASIAN COUNCIL for standardization, metrology and certification, EASC)において第56回定例会が行われた。会議の議題はここ数年にかけて行われる種々の課題についてであった。
そのうち最も重要なものは、計測機器の試験や型式承認、プライマリーキャリブレーション(第1次校正)、度量衡認定の承認手順の採択である。
この新しいアプローチによって、ロシアから他のCIS国家に向けて計測機器を出荷する場合に、追加試験を実施することが不要になる。
度量衡の分野では、2021年から2025年に向けた計画が準備されており、その計画に基づいて、物質や素材の組成や特性のCIS国家共通標準物質が決定される。
この会合の重要な結果として、GOST1.6《CIS国家共通規格化システム。モニタリングの形成、採択、改定、実現規則》の最終版が採択された。これと関連して、次にような技術委員会が承認された。
- 土地改良委員会
- エネルギー資源(液体・ガス)の採掘及び計量の度量衡的保障委員会
- 建設委員会
- 極地調査実施委員会
EASCの次の会合は、2020年の5月、6月ごろに予定されている。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト