2020年2月27日

ロシア国内の火災安全に関する技術規則見直し

2020年2月17日から3月2日にかけて、贈収賄防止独立鑑定の範囲内で、2008年7月22日付連邦法No.123-FZ《火災安全要求事項に関する技術規則》への改定案のパブリックコメント手続きが行われる。

この改定は、《保管用施設》と《生産用施設》の定義の明確の設定がない現行のロシア法令の欠陥を調整するためのものである。

これらの施設は、技術規則の要求事項に従って危険カテゴリー（火災危険性と爆発危険性）が付与されているため、他の用途の施設（事務施設、一般施設）との違いを明確に定める必要がある。

生産用施設と保管用施設は、耐火障壁、防火対策の特殊装置やシステムを装備していなければならない。さらにその配置も重要である。

社会的火災リスクや個人的火災リスクの適用基準レベルに関する箇所にも変更が加えられる。要求事項は全世界の適用例に基づいて記述されることになる。社会的火災リスクや個人的火災リスクの規模を大幅に削減することが予定されている。これによって、過度に厳しくなっている主要構造物と他の構造物の安全距離に対する要求事項を下げることができ、建築コストを下げることができるようになる。

情報ソース：弊所パートナー企業＜Novotest＞サイト