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2020年5月27日

技術規制の連合内でのシステム発展のための重要課題審議

2020年5月21日、ユーラシア経済委員会の公式サイトにおいて、ユーラシア経済委員会ビジネス会議常任幹部会の会議の結果が公表された。この会議において技術規制の分野でのユーラシア統合の発展過程が審議されていた。現在のコロナ禍の中、会議はビデオ会議の形で行われた。会議の過程で、ビジネスにおける技術障壁の撤廃を可能にする以下の基本方針が強調された。

製品及びその適合評価過程への統一された要求事項の創設

共通市場を安全要求事項を満たしていない商品から守るためのシステムの定期的な更新

EEUの商品の品質や競争力の向上のための要求事項やテクノロジーの更新

会議の参加者は技術規制システム発展のための課題に関する各項目について入念に審議した。

例えば、新しいユーラシア経済連合技術規則の作成及び導入の期限の迅速化の必要性が指摘されました。ユーラシア経済委員会技術規制担当大臣は、TR CU/TR EEU作成及び更新計画遂行状況を分析するとこの点において遅れていることが分かったとしている。2014年から23の作成計画のうち作成されたのは12に過ぎず、37の改定計画のうち11しか実現してない。

喫緊の課題としては規格化の発展である。CIS国家共通のGOST規格の作成は技術規制の共通システムの強化をするために不可欠な要素であるが、CIS国家共通規格作成にあたっての共同予算に関する合意はいまだにない。

会議の過程で、参加者は各国の業界団体の代表に、自身の問題として認識し、その解決に取り組むように訴えた。

技術規制分野で他の側面から状況を精査すると、認証機関や試験ラボラトリーにも大きな課題があることを指摘した。コロナウイルスのパンデミックを受けても、多くの認証機関が、第三国への立ち入り検査調書を提出し、海外製品の連続供給品への証明書を大量に発行しているからだ。

さらに、ユーラシア経済委員会からのこのような通知に対して、国家監督機関が反応しないことも珍しいことではない。商品取引市場に危険な製品が紛れ込まないように国家機関同士で連携する試みに対しても肯定的な傾向がみられない。会議の参加者が指摘したように、多くの監督機関がこのような試みへの参加を辞退している。

将来に関して、議長らは、技術規制分野での統合をスピードアップすることは、デジタル化によって可能であり、その必要があることも指摘した。デジタルサービスは、製品に対する要求事項やその安全確認に始まり、国家監督に至るまであらゆる方向において役に立ち、デジタル化を導入することで、認定機関や認証機関を含むあらゆる市場の参加者の透明性が向上する。

情報ソース:弊社パートナー企業NOVOTESTサイトより

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