2018年10月15日
農業機械に対する偽造証明書との闘い。Rosstandartの新決議
2018年10月8日、ロシア農業技術フォーラムが開催された。フォーラムの主要テーマは、偽造機器の市場からの排除であった。このフォーラムには、国家機関、農業用機器の製造者や消費者らが参加した。Rosstandartの代表は、法令違反が発覚したときの要求の厳格化が必要であるというスタンスを表明した。
例えば、偽造した許可文書を発行した認証機関や専門家に対しては、刑事罰を、このような《みせかけ》の証明書の保持者に対しては行政罰を課すことを提案している。
農業市場の大部分(およそ30%)を模造品が占めているということに関する問題はすでにかなり長い間喫緊の課題であるとされてきた。法令に不足部分があることで、不誠実な事業主たちが法の目をくぐって危険な製品やその部品を市場に解き放っている。まさにこのせいで、我々の製品流通市場の評判を貶めぬように解決策を講じる必要があるのだ。
これにあたって、この問題を解決するためには、総合的なアプローチが必要である。このため、偽の証明書作成に対する罰則的措置だけではなく、機器の適合評価を完璧に行うための設備を試験ラボラトリーが所有できるようにサポートすることも必要である。
また、フォーラムの参加者は、自走式機器の義務的型式認可証(電子証明書を含む)導入の提案した。これによって、適合評価の透明性が確保され、調査の実施義務が確実に果たされることになる。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト