2019年3月25日
認証対象となる低電圧機器の一覧改定
2019年3月25日、通関時に関税同盟技術規則《低電圧機器の安全性について》(TR CU 004/2011)及び《技術装置の電磁両立性》(TR CU 020/2011)の規範への適合性を証明する文書の提示が要求される設備一覧の修正が指示されているユーラシア経済委員会協議会決議No.41が公示された。
決議No.41が採択されたのは2019年3月19日で、新しいリストは2019年4月24日に施行する。TR CU 004/2011の適合証明書が要求される低電圧機器のHSコードによる一覧は、2013年4月24日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.91によって、TR CU 020/2011に関しては2014年1月16日付決議No.2によって承認されたものである。
改定は、照明器具に関するものである。例えば、改定版によると次のようなものがある。
- 水槽及び庭園用貯水槽のための照明機器
- 汎用照明機器
- 電気ランプ(汎用白熱灯、コンパクト型蛍光灯、発光ダイオード含む)
- プロジェクター
- 地中埋め込み型照明器具
- 家庭用花輪照明
参考情報:技術規則の要求事項によると、低電圧機器の適合評価は認証と適合宣言の2つがある。しかし、適合宣言の対象となる製品の明確なリストは存在しない。低電圧機器に関する技術規則第7条第2項に基づくと、認証対象となる製品のリストに含まれない低電圧機器は、適合宣言(スキーム1d,2d,3d,4d,6d)の形での適合確認となる。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト