2019年4月5日

パッケージに対する技術規則への定期改定

2019年3月29日、ユーラシア経済委員会協議会命令No.46が公示され、その中でユーラシア経済連合／関税同盟技術規則見直し計画に関する改定が承認されている。命令No.46が採択されたのは、2019年3月26日で、ユーラシア経済委員会理事会に追加承認のために送付される。

TR EEU/CU作成及び改定計画は、2014年10月1日ユーラシア経済委員会理事会決議No.79によって採択され、2部構成で、第1部は新しく作成する必要のある技術規則の一覧、第2部は見直し対象の規則の一覧となっている。ユーラシア経済連合では、新しい規則のすべてを作成し、現行の規則を最新のものにすることが要求されるため、計画は定期的に見直される。

今回の見直しで、関税同盟技術規則《パッケージの安全性について》（TR C 005/2011）の改定が計画された。2021年第4四半期までに行われ、この規則にとって4回目となる改定では、適用実績に基づいて個別規範の明確化をベラルーシが作成する。

規則への時宜を得た改定は、流通するパッケージの安全性を確保し、変化する市場の条件に応えることを可能にする。TR CU 005/2011が採択されたのは2011年のことで（8月16日付関税同盟委員会決議No.769）、これまでに3回の改定がされた。

補足説明：パッケージ及び梱包資材は、出荷前に義務的適合宣言の対象となる。宣言の対象となる製品が分かるように、ユーラシア経済委員会協議会は、HSコードによる一覧表を承認している（2013年3月19日付決議No.47）

情報ソース：弊所パートナー企業＜Novotest＞サイト