2019年4月24日
爆発性雰囲気で稼働する設備に対する技術規則改定
2019年5月7日に関税同盟技術規則《爆発性雰囲気で稼働する設備の安全性について》(TR CU 012/2012)の第1回改定案に関するパブリックコメント手続きが開始される。
今回の改定は、技術規則の規定に、メタンガス発生の危険がある鉱山で適用されるケーブル製品や電気機器に対する要求事項を追加することが目的である。外部及び内部電気網のためのケーブルなど、該当する用語が定義の項目に加えられる。
その他、技術規則の適用範囲(第1条)と爆発安全性に関する個別規定(第4条)の更新も予定されている。例を言うと、規則の適用範囲に、潜在的爆発危険環境で稼働する電気設備、核兵器、船舶及び個人用保護具のための構成設備やExコンポーネントも加えられる。
パブリックコメントは、2019年7月16日まで行われる。
参考情報;TR CU 012/2011は、2011年10月18日付関税同盟委員会決議No.825によって承認され、2013年2月15日に施行している。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト