2019年5月13日
アルコールに対する技術規則導入手順確定
2019年4月16日、ユーラシア経済委員会協議会決議No.61によって、ユーラシア経済連合技術規則《アルコール製品の安全性について》(TR EEU 047/2018)の移行規定が承認された。決議は4月19日に公示され、1か月後に施行される。
2018年12月5日付ユーラシア経済委員会理事会決議No.98によると、TR EEU 047/2018は2021年1月9日に施行される。施行に向けて、移行規定が定められた。
施行日からは、従前の適合評価書類を伴うアルコール製品の販売は、有効期限まで有効とされるが、その最終期限は2024年1月9日となった。
移行期間の2年間は、製造者が旧証明書をもとに製造し、出荷することが可能である。
その他、この決議において、2020年3月9日までロシア政府が付属文書(規格リスト、規格作成・見直し計画、通関時に証明書が要求されるアルコール製品リスト)を作成するよう定められた。
参考:TR EEU 047/2018の要求事項(第10章第42条)によると、アルコールの適合評価は、適合宣言によって行われる。ただし、新種のアルコール製品については、国家登録証明書の作成が必要となる。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト