2019年9月11日

技術規則見直し計画に新しい項目追加検討

2019年10月18日まで、ユーラシア経済連合／関税同盟技術規則（TR EEU／TR CU）作成及び更新計画変更案のパブリックコメント手続きが行われる。

計画の見直しは、2019年8月29日から始まった。技術規則の作成及び既存技術規則の改定に関する計画は、技術規則が定期的に見直され、更新されるべき法令であるがために頻繁に変更にされる。もちろん、現在国内法規によってのみ規制されている製品群に対して採択される技術規則の作成も重要な点である。

今回改定の対象となっているのは、TR CU 034/2013《食肉及び食肉製品の安全性について》である。この技術規則に関しては初めての改定であるが、と殺品及び食肉製品の表示においてエネルギー価を記載する義務や、技術規則の定義の明確化を目的としている。

技術規則の改定担当国はロシア連邦であり、2021年第2四半期までの期限で、ユーラシア経済委員会に改定案が提出されなければならない。

指摘すべき事項として、今回の改定は、農業関係の業界団体の先導によって行われたものだが、改定を2020年第3四半期までに行われるべきであるとプロセスの迅速化を求めていることだ。

その理由として、現行の法令に関して事業者はかなりの出費をしていることと関連している。この要求事項に関して、監督機関は製造者に罰金を科しているからだ。修正案の採択プロセスを迅速化することで、出費を抑えることができ、商品競争力や製品の安全性の向上、アソートの拡大が肯定的な形で実現する。

補足情報：技術規則作成及び更新計画は、2014年10月1日付ユーラシア経済委員会理事会決議No.79によって承認された文書である。

情報ソース：弊所パートナー企業＜Novotest＞サイト