2020年1月31日
技術規則の規範遵守を監督するロシアの権限機関の使命に変更
2020年1月11日、ロシア連邦政府命令No.31が調印され、ユーラシア経済連合技術規則の規範を遵守させるための監督機関について規定している2013年5月13日付政府命令No.407に変更が加えられた。
TR CU 004/2011《低電圧機器の安全性について》とTR EEU 037/2016《電気機器及び無線電子機器内での危険物質の適用制限について》に関して2つの省庁、つまりGOST庁とロシア消費監督庁の間の権限の配分が初めて明確化された。
例えば、ロシア消費監督庁は、個人、家庭など企業活動の実現と関係のない消費者の需要を満たすために販売される商品の監督をし、GOST庁は、消費者の需要にこたえるためではない商品の監督を担当する。
そのほか、GOST庁の監督の対象になるものとして、以下の2つの技術規則の規制対象にかかる商品が加えられることになった。
- TR EEU 045/2017《輸送及び(又は)使用のために調整された石油の安全性について》
- TR EEU 046/2018《輸送及び(又は)使用のために調整された天然燃料ガスの安全性について》
TR EEU 046/2018の要求事項遵守に対する国家監督は、施行日、つまり2022年1月1日からすぐに実現されることを指摘しておく。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト