2020年5月17日
防爆設備に対する技術規則のための新しい規格作成計画案、パブリックコメント手続開始
2020年5月15日、TR CU 012/2011≪爆発性雰囲気で稼働する設備の安全性について≫の基準を満たすために必要な規格作成計画の新しい案のパブリックコメント手続が開始された。更新された計画は、2013年4月9日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.70によって承認された計画にとって代わられる。
旧版には含まれているのは4項目で、作成作業は2016年で終了している。今回の新しくなった計画は、8項目を規定しており、そのうち7つが以下の安全性確保のための新しい規格の作成に関するものだ。
- 設備のユニット
- 防爆構造《n》の設備
- ガス及び蒸気の分類のための物質特性(試験方法)
- 可燃性ガスと蒸気の分類のための材料特性(試験方法)
- Ex設備生産のための品質保証システムの適用に関するもの
- Ex設備の潜在的発火源のコントロールのための電気安全装置
- 本質安全防爆システム
もう一つの規格は、アップデートされる予定の電子回路の本質安全防爆構造の設備に対する安全要求事項に関するものだ。計画は今年と来年の2年間での実現を予定しており、担当国はロシアとカザフスタンである。パブリックコメント手続きは2020年6月14日に終了する。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト