2020年5月29日
食品添加物に対する新しい規格作成計画案準備
2020年6月1日からTR CU 029/2011《食品添加物、香料及び加工助剤の安全要求事項》の規範を遂行するのに必要な規格の作成及び見直し計画の更新されたもののパブリックコメント手続きが開始される。更新前の2014年4月14日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.55によって承認された計画ではすでにすべての業務が2017年に終了しているため失効することになる。
新しい計画案では、396の規格の作成及び見直しが予定されており、ほとんどの規格が2021年から2022年までの1年で作成/見直しされ、いくつかの規格においては2021年から2023年にかけて2年で行われる。ほとんどの規格の作成担当国が現状では決まっていない。
新しい規格の作成は、様々な食品着色料、添加物の用語や定義、種々の食品添加物(カリウム、ナトリウム、酒石酸、酢酸など)の安全基準に関して計画されている。
また、規格作成計画のほとんどの部分が、以下に関する識別や特定を含む試験方法の作成や更新に向けられたものとなっている。<
- 食品添加物の基本染料(クロロフィルE140(i)、クロロフィリンЕ140 (ii)、カラメル色素I (E150a)、 カラメル色素II (E150b)、カラメル色素III (E150c)、カラメル色素IV (Е150d) など)、ステビオシド(E960)、ステビア、ステビアリーフパウダー、ステビアリーフシロップ、ステビアエキスの重量分率
- キャンディーに含まれる人工着色料の重量分率など。
パブリックコメント手続きは7月1日に終了する。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト