2020年6月11日
個装飲料水に対する技術規則TR EEU 044/2017のための移行期間延長の可能性
技術規則TR EEU 044/2017「天然ミネラルウォーターを含む個装飲料水の安全性について」のすべての移行規定の施行日が2021年末まで延長されようとしている。ロシア消費監督庁が説明したところによると、ロシアの製造者がユーラシア経済委員会にまだ施行していないTR EEU 044/2017のための移行期間延長に関する提案をするようロシア政府に懇願し、この懇願書は支持されているということだ。
パンデミックの状況下で、多くの製造者が新しい設備を買うことによって生産設備を一新することが間に合わず、新しい技術規則の基準に適合した文書を作成することもできていない。
特に、乳幼児食用飲料水、治療用食卓飲料水、治療用天然ミネラルウォーターは国家登録証明書を取得する必要があるため、困難を極めている。
新しい技術規則TR EEU 044/2017(移行規定を考慮して)は2019年に施行した。この規則には、水の生産、保管、輸送、販売及び廃棄に対する要求事項、製品表示やパッケージに対する要求事項が含まれている。
製造者は水の汲み上げ場所に関する情報(例えば川、湖の名称)、地名や呼称を伴う源泉のデータ、ロケーションなどを記載しなければならない。
情報ソース:弊所パートナー企業<Novotest>サイト